私のニート脱出体験談を書いてみた。ハローワークはおすすめしない。派遣でもいいから一刻でも早く働き始めて家族にプリンでも買ってあげるといい。とてもいい

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こんな風に脱出するための非常口がわかりやすく表示されていたら苦労はしない…

さて、就職活動から逃げ出して6年ほどニートをやっていた私ですが、実体験に基づいてニートからの脱出方法についてぽつりぽつりと書いていきたいと思います。大丈夫、6年ニートをしていた吃音持ちの私でも今は契約社員として毎日働けているんだからあなたもきっと大丈夫。

「ニートはハロワに行け」とよく言われるので行ってみた。まず利用登録でつまづく

私が意を決してハローワークに行ったときのことをお話しましょうか。なにぶん10年以上前のことですので記憶が曖昧な上にいまは状況が変わっているかも知れませんが、そこはご容赦くださいね。

市内中心部のビルに入っている若年者向けのハローワークに行ったんですけどね。まずは利用登録をしないといけないんですが、登録用紙を渡されて希望する勤務条件とか業種・職種を書いてくださいと言われるわけです。ニートにとっては業種・職種なんて言われてもわけがわからないわけですよ。まずここからつまづきますよね。

んでまあ職員さんにここはどうすればいいんでしょうかと聞くとああわからないのなら空白でいいですよと言われる。まあそういうもんなんだなというわけで登録自体は無事に終わって利用者カードみたいなものが発行されるんですよね。カードとは言えペラ紙な上にへんに縦に長細いのですぐに折り目がついちゃいそうな保管に困るものをね。このカードはハローワークに通うたびに窓口に見せないといけませんから丁重に扱いましょうね。ペラ紙だけど。

自己分析はいいからすぐに働きたいんだよおおおっ

まあ今思うと馬鹿馬鹿しいんですが、まずは自分がどんな仕事に向いているか診断してみましょうということでパソコンで診断プログラムをやらされるわけですよ。散々「ニートはハロワに行け」と言われていたので行けばすぐに仕事が見つかると思っていたんですけどね。悠長に診断なんかしなくていいからすぐに働かせてくれよと思いましたね。

んでまあ診断の結果あなたに向いている仕事はこれこれですみたいなリストが出てきまして、それでしたらこのような求人が出ていますと求人票を2,3枚出してきてくれたんです。まあどのような求人票だったかはもう忘れてしまいましたが、いずれも正社員の求人だったような気がします。

で、さっそく応募…となるわけではなく、この求人に応募するための履歴書と職務経歴書を書くために自分の強み・自己PRを考えてみましょうとなるわけです。

いやいやいやいや、そんなのいらないんです。今すぐにでも働き始めたいから、ニートでいることがしんどくて、辛くて、家族にこれ以上迷惑をかけたくないから、だから断崖絶壁から飛び降りるような覚悟で、背中を冷や汗でびっちょりにしながら、やっとの思いでニートはハローワークに来てるんです。すぐに働きたいんですよ!就職活動のための自己分析なんかクソ食らえなんだよおおお!!!

…まあ、当時はそういうものなんだなと思って言われるがままに自分の長所・短所とかをひねり出そうとしたんですが、時間の無駄でしたね。金銭的・時間的に余裕のある方はハローワークでじっくりとレクチャーしてもらいながら仕事を探すのもいいのかも知れませんが、私には向いていませんでした。

そもそも自己分析とかエントリーシートとか大嫌い。偽りの自分を創り上げろというのか

そもそも自己分析というやつが大嫌いでしてね。大学時代に就活セミナーに初めて参加したときのことなんですが、就職課の職員がしきりに「何か一つでも自分の武器となるものを見つけてください!それがないという人は今日からすぐに何か始めてください!」とか「自分の長所を見つけてください!自分にしか語れないエピソードを作ってください!」とか言ってるのを聞いて、なんか宗教じみたものを感じてしまいまして。

それってありのままの自分じゃないよね。就職活動のためになんで自分を偽らなきゃいけないの。自分の歴史を作らなきゃいけないの。なんか気持ち悪い。てなことを思ってしまったんですよね。今思えばそれが日本の就職活動で、新卒で就職するためには避けては通れない道だったんですけどね。就活セミナーにはほどなくして行かなくなりました。まあ、今思えば失敗でしたけどね。

ネットの求人サイトから倉庫内軽作業の派遣の仕事に応募する。電話に不安がある人はネットからの応募が本当におすすめ

まあ時系列が前後しましたが、ハローワークはあてにならないと思った私はネットの求人サイトで見つけた倉庫内軽作業の派遣の仕事に応募したのでした。このネットで応募というのもポイントで、私にはニートだった上に吃音持ちなので電話をかけるのが苦手なんですよね。なので例えばタウンワークなどの紙媒体を見てこちらから電話をして応募するのはとてもハードルが高い。まあ普通に働いている今でも電話をかけるのは苦痛なんですけどね。

その点、登録すれば向こうから電話連絡をしてきてくれるネットはとてもいい。こちらの用件や氏名・年齢が向こうに予め伝わっているというのはとてもいいのですよ。電話での会話が必要最低限で済みますからね。まー舌がよく回る方は普通に電話をかけて応募すればいいと思いますが、不安がある方はネットからの応募がとてもオススメです。

派遣会社の登録は終始和やかな雰囲気で。履歴書も不要

応募した二日後ぐらいに登録のために派遣会社まで出かけたんですが、オフィスは市内中心部の小奇麗なビルの7階に入っていました。エレベーターからでてそのオフィスの方に向かうと入り口のドアは開放されていまして、少し入っていくとぽつんと電話機がおいてあるわけですね。御用の方は内線7番までお願いしますとか書いてあるわけですよ。

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ニートにビジネスフォンは辛い。内線とかよくわからないし

えっなんかハードルが高い…と思いつつも仕方がないので内線をかけて登録でお伺いした○○ですと名乗ると、奥から女性が出てきてどうぞこちらへとオフィス内に案内されました。なにやらパソコンに氏名とかを打ち込んだような気もしますが、履歴書は不要でしたね。

この履歴書不要というのはニートにとってとてもありがたいことだと思うんです。履歴書・職務経歴書がニートから脱出する時に私が感じた一番の障害でしたので。働きたい→履歴書・職務経歴書が書けない→じゃあ働かないのループにしばらくハマっていたもんです。書けないのなら要らないところを選べばよかっただけの話。

ニートが本当に必要としているのは魂の振動と解放なのに自己分析という壁が封じ込めてしまう

そりゃまあハローワークでじっくり正社員の仕事を探したほうがいいという価値観もありましょう。私も言われましたよ。まだ20代なんだから正社員の仕事をじっくりと探したほうがいいですよってね。一理ありますよ。最初から正社員で行ける人は行けばいい。でもね、私というニートにとっては一日でも早く働き始めるということこそが大事だったんです。

自分で働いて自分で稼いだお金で、まあ贅沢はできなくてもちょっとおいしいプリンでも買う。自分が稼いだお金で自分が買って自分で食べるプリンはとてもおいしい。さらに、これまで苦労をかけてきた家族にプリンを食べさせてあげる。おいしそうに食べてくれる。うれしい。こういう感情の揺さぶり、魂の振動こそがニートにとって必要なことなんです。

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自分のお金で買ったプリンはうまい。たとえそれがプッチンプリンであったとしてもだ

それを就職活動のための自己分析だの職務経歴書だのいっていくつもいくつも壁ばかり作ってようやく殻から解放されそうになっている心・魂をまたしてもガチガチに封じ込めてしまう。ハローワークのやり方は私は嫌いです。

その日のうちに採用が決まり、2日後から働き始めることに

午前中に登録は終わったんですが、2, 3時間ほどして採用の電話連絡がありました。やたらと早いなーと思ったものです。聞けば二日後から出勤とのこと。これでようやくニートから脱出できる!と連絡をもらった直後はとてもウキウキしたのを覚えていますね。

その先に「軽作業」と言う名の地獄が待ち受けているとも知らずに。

とにかくニートは今すぐ派遣でもなんでもいいから働き始めたほうがいい。履歴書不要のところを狙え。電話も最低限で済む所がいいぞ。とにかくハードルを低く・低くするんだ。時間は残されていない

まあ最後にアレな表現が入りましたが、同じ地獄ならニート地獄よりも軽作業地獄のほうが遥かにマシですよ。まあニートからの脱出先は派遣よりも正社員のほうがいいのは間違いないんですが、ニートは派遣でもなんでもいいからすぐに働き始めたほうがいい。

働き始めはそりゃしんどいし一度派遣になるとなかなか抜け出せないという面は確かにあるけど、それでもニートよりかはいい。絶対にいい。派遣も職歴になるし、働きながら転職活動もできるから。とにかくニートであるという状態からは即刻抜け出すんだ。

履歴書不要のところがいい。電話も必要最低限で住む所がいい。ええーでも正社員にならないと職歴が…とか言っているうちにまた誕生日がやってくるぞ。家族も歳をとるぞ。お金もなくなるぞ。

これはまた別の機会に書くけど、私みたいにクレジットカード3枚でリボ払いしながら耐えていると任意整理するハメになるぞ。金融ブラックになるのはぜったいに避けた方がいい。まあカードなんか無いなら無いでなんとかなるし車のローンもなんだかよくわからないけどお店の人の配慮で組めたけど、みんなが普通に持っているクレジットカードを持っていない・持てないてのはけっこうキツイぞ。働き始めたあとに「あークレジットカードを活用して節約したいなー」とか思ってももう持てないんだぞ。

そして一番キツイのが、いつの間にか親が借金を重ねていて実家を売らなければいけなくなるってこと。幼少期から住んできた家が解体されて鉄骨がむき出しになった姿を見るのは心が壊れるぞ。住み慣れた町を、自分の意志ではなく強制的に去るのはつらいぞ。戻りたくても、もう別の家族が新しい家を建てて子どもたちと一緒に幸せそうに暮らしているぞ。昔の町を懐かしんで車で見に行ったりしないほうがいい。さらに心をえぐられるぞ。

ちょっと脱線したけど、これを読んでくれているニートのあなた。その辛さ・苦しさ。消えてしまいたいような気持ち、とてもよく分かる。かつての私がそうだったから。

今ならまだ間に合う。これ以上辛い思いをする前に、働き始めよう。あなたはもう充分に苦しんだじゃないか。もうそろそろ終わりにしよう。働くことは確かにしんどい。でも、ニートで居続けることは働くよりもずっとずっと辛いぞ。苦しいぞ。

まとめ。派遣で働き始めてニートから脱出しよう。楽になりますよ

…とまあ、分かって欲しいので少しアレな言葉遣いになりましたが、まーその。働くってのも案外悪くないものですよ。んで思っていたほど怖いことでもない。一歩を踏み出せば楽になります。あなたもぜひ。

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