4つの教訓…いかにもなタイトルですねえ…こんなタイトルの付け方をするような子じゃなかったのに…年頃になって色気づくとすぐこれだ。…まあたまにはね。
- イヤなことは先延ばしにしない
- イヤなことは仕事だと割り切ってバカになれ
- イヤなことをするときに完璧を求めるな
とかいうお話です。4つ目の教訓はページの最後のほうにあるぞ!是非キミ自身の目で確かめてくれ!!
目次
父が救急搬送された。あふれたトイレを残して。
1ヶ月ぐらい前に父が風呂場の湯船の中で意識を消失しかけているのを見つけましてね。数年前にまったく同じ状態で救急搬送されたときは脳梗塞を発症していたので、またか!と肝を冷やしながら救急車を要請したんです。
幸い新たな脳梗塞も発症しておらず、症状としては脱水だけだったんですけどね。でもまあ脚が悪いのでちょっとリハビリでもしましょうかということで、救急車で運ばれた病院からリハビリ専門の病院に転院して、おかげさまで順調に回復しておりまして。このたび退院の運びとなったわけです。
んでまあ帰ってくる前にいろいろ掃除とかしているんですけど、父だけが使っていた1階のトイレが酷いことになっておりまして。どうやら用を足したあとに水を流そうとしたら紙が詰まってあふれかえったみたいなんですよね。当然紙とかアレとかがナニしてるわけです。んでまあ入院直前に詰まらせたみたいなんで、1ヶ月の間に乾いてカピカピになってる。おーのー。
というわけで、詰まりがあふれてえらいことになったトイレの掃除が今しがた終わりましたので、体験をシェアしたいと思います。まあ…あんまりシェアされたくないでしょうけどね…。

トイレ掃除はたいへん
アレにはドメストとかトイレハイターが効くらしい。

まずはネットで情報収集です。「トイレ 床 うんこ」でググったらドンピシャなページが見つかりました。皆さんお困りなんですね。ドメストとかトイレハイター的なものを希釈したものを使うといいよ、とのこと。ふむふむ。
ふーむ、となるとアトマイザーというかスプレーボトル的なものが必要になりますね。うん、面倒くさい。たぶん次亜塩素酸が入っていればいいらしいのでカビキラー的なものでいいでしょう。
まあ適当にホームセンターへ買い出しに出かけました。
- カビキラー スプレーボトル
- トイレマジックリン アロマなやつのスプレーボトル
- 紙タオル 200枚入り 5パックセット
- ビニール長靴
- ひじまですっぽり覆うゴム手袋
- ひばさみ
- 紙ゴミ袋
- 靴あらい用の柄の付いた亀の子たわし的なブラシ
とまあこんなものをゲット。紙タオルが5パック598円、ビニール長靴が880円となかなか手痛い出費になってしまった。今月はただでさえ苦しいのに…およよ。
とっとと片付けてしまおう。ってかトイレマジックリンがめちゃくちゃ泡立つぞ。
まあ、材料さえ揃えばあとはやっつけるだけです。汚れてもいい服に着替えて、マスクも着用っとな。まずは挨拶代わりのカビキラーでも喰らえ!便座・便器・床面にシュッシュっとな。ふっ…思わずやりすぎてしまったな…って窓が閉まってるじゃないか。長靴を履いてとりあえず窓だけ開けておきます。
30分ぐらい別の片付けをして、さてさてここからがショータイム。肘まですっぽり覆うこのゴム手袋…なんという安心感。できる…これならできるぞ!!…これよりオペを開始する!私、失敗しないので。(?)
まずはドアを開けてすぐの床面から紙タオルで拭いていきましょうね。ふきふき。なんかニオイはまったくありませんね。時間が経っているからかな?うーん、カビキラーだけでは湿り気が足りずにいまいち拭き取り具合が悪い。トイレマジックリンも使いましょう。カビキラーは「混ぜるな危険!」のヤツですけど、トイレマジックリンは中性だから大丈夫。
うーん…トイレマジックリン、めちゃくちゃ泡立ちます。なんかこう、楽しくなるぐらいモコモコ泡が出ます。大丈夫なんでしょうかこれは。たぶんかけすぎたんでしょうけど、拭いても拭いても泡ばっかりでキレイになっているのかよくわかりません。
買っててよかった紙タオル。トイレットペーパーを使っていたらどうなっていたことやら。
それにしても紙タオルは使いやすい。トイレ掃除をトイレットペーパーでやると溶けてグズグズになって往生するものですが、この紙タオルならしっかり拭けるのがいい。まあ水に溶けないってことはトイレに流せないってことなんですけどね。よし悪しではありますな。日常的なお掃除にはトイレクイックルみたいなしっかりとした厚手の紙だけどトイレに流せますよー的なものを使ったほうがいいでしょうね。
何回か拭き直しているうちに泡もなくなりました。床面もきれいになっているようですね。では長靴を履いてトイレの中に入っていきましょう。
カバーカップ、カポカポは便器に水を溜めて、水中で使うのが正しいらしい。
まずは詰まりでも取りますかね。またあふれさせたら大変なことになるので、レバーをそっと半分ぐらいまで回して便器の中に水をためてからラバーカップでカポカポっとな。これはある程度水をためて、カップの部分が完全に水に浸るようにして使うのがコツらしいですね。カポカポ。
っと詰まりが取れました。とりあえず便器の中をブラシでこすってキレイにしながら何度か水を流しておきます。さらに便座もマジックリンをかけて紙タオルでゴシゴシとな。ちょっと頑固なところがあって難儀しましたが、便器と便座がキレイになると見た目がよくなってなんだか気分がいい。
あとは床をやっつけるだけです。マジックリンをぶわーっと大盤振る舞い。もう泡立とうがどうなろうがそんなの関係ねえ!とにかく紙タオルで拭くべし、拭くべし!近くの駐車場に停めてある車から防犯ブザー代わりのクラクションが鳴り響いていてとてもウルサイ。こっちはそれどころじゃないんだから早く止めてね。
2時間かけてキレイにしました。やってみると割とどうってことなかったかも。
便器の裏側の床面にまで汚れがあって苦労しましたが、2時間ほどかけてお掃除完了。取り掛かるまではすごく気が重かったけど、いざやりはじめてみると開き直りというか、はいはいやればいいんでしょやればって感じで割とスイスイ進みました。ニオイがなかったのでただの泥汚れにしか見えなかったというのもデカい。
使ったもの・使い捨てたものは以下の通り。
- カビキラー ボトル1/4ぐらい
- トイレマジックリン ボトル1/2ぐらい
- 紙タオル 200枚(1パック)
- ゴム手袋
- ビニール長靴
- 紙ゴミ袋1枚
まあアレですね。案ずるより産むが易しとはよくいったもので、とりかかるまではすごく苦痛だったんですよね。学校とか職場のトイレ掃除ならまだしも、なんていうか…親の粗相の後始末をするのってとても抵抗があったんです。
バカになれ!(いい意味で)
やらなくちゃいけない…でもいやだ…。と散々ためらった結果、もう仕事として割り切ってやればいいじゃんという結論に至りました。親だからどうとかってそんな感情はいったん横に置いといて、「はーいこれが今日のお仕事ですよーキレイにしましょうねー」「はーい!」ってなノリで何も考えずにやっちゃう。まあ…いい意味でバカになるといいますかね。
完璧主義は敵だ!完璧主義を完璧に排除しろ!…あれ?
んで、完璧主義もやめました。どうやっても取れない汚れとかあったんですけど、まっいっか的な。取れない取れないってずーっと擦り続けても消耗するだけ。そんなのこっちが倒れちゃう。まあ普通に使う分には困らない程度…というとなんか汚れてそうに聞こえますが、ぱっと見きれいに見えるようなレベルにはしておきました。それ以上はまあいいかということで。
トイレ掃除から得た4つの教訓。
てなわけで、今回のトイレ掃除から得た教訓としてはこんな感じ。
- イヤなことは先延ばしにしない
- イヤなことは仕事だと割り切ってバカになれ
- イヤなことをするときに完璧を求めるな
最後に、いちばん大切な教訓をもう1つ。
- イヤなことを乗り越えたらブログのネタにしろ
それではまた。
アイキャッチ画像について

この記事のアイキャッチには、イラストやさんより「トイレ掃除をしている人のイラスト」をお借りしました。安定のイラストやさんですねえ…。