プロフィールが書けないと悩んでいたら経歴っぽいのができました

プロフィールが書けない

このブログはどんな人間が書いているのか。顔は出せないにしてもいろいろと詳しい情報を載せたほうが読んでくれる方にとっても親近感が湧いていいのだろうとは思うし、ネット上に点在するブログの教科書的な文章でもプロフィールの重要性はこれでもかというぐらい強調されている。

このブログでも開設当初からプロフィールを載せよう載せようとはしているのだけど、なぜか書けない。正直自分でもよくわからないのだけど、自分を振り返るのが怖いとか、何もない自分を曝け出すのが怖い、といった理由であるように思われる。なんなんだろうか、この抵抗感は。

ありのままの私をさらけ出すと、読んだ人に嫌われると思っているからなのかもしれない。読んだ人すべてが嫌いになるわけではないし、たとえ嫌われたからいって私という人間の価値が変わるわけではないということはわかっているのだけど。

吃音と共に歩んできた自己肯定のない人生

思えば子供の頃からこういう人間だったような気がする。私は常に「いい子」でいようとした。親や教師の言うことには黙って素直に従い、友達(今思えば本当の友達なんて1人もいなかったが)からの頼まれごとは可能な限り受けてあげるようにした。

カセットを貸してと言われれば貸し、宿題を見せてと言われれば見せ。その結果カセットは帰ってこず親に叱られ、宿題は作文をまるまる写されて先生から叱られ。人に利用され、損をする人生を歩んできた。

吃音症も人生に暗い影を落とした。国語の音読のときは詰まりすぎて笑われ、日直のときの号令でも詰まって笑われ。親や教師からはゆっくり落ち着いて話しなさいとしつこいほどに言われたが、どうやっても吃るものは吃るのだ。それが私という人間の個性だったのに、それが笑われ、否定された。自己肯定感なんか育つわけがない。

言葉を発するという当たり前のことができない人間に、当たり前の人生を歩むことなどできるだろうか。恋愛経験もないまま学生時代を終え、就活から逃げ、公務員浪人という隠れ蓑をまといつづけて6年もの歳月を無為に過ごしてしまった。

家を失い、町を離れ、愛するものを看取った

父親が脳梗塞で倒れ、実家の家計が火の車になってようやく派遣社員として物流倉庫で働き始めたが、あまりにも遅い決断だった。結局借金のカタとして実家を売り払うことになり、物心ついたときから住んでいた街を離れることになってしまう。骨組みだけになってしまった我が家の痛ましい姿は、いまでもはっきりと思い出すことができる。

引っ越しの前後には長年連れ添った愛猫も失い、心身ともに衰弱していた。悲しみは時間が癒やしてくれるとはよく言うが、この悲しみは何年経っても癒えることはない。あの子たちのことを思い出すと今でも涙が溢れてくる。

いろいろと疲れ果てて、3年ほど勤めた倉庫を退職し、またニートに戻った。自宅を売り払ったお金がまだ残っていたので生活には困らなかったが、働かなくては、働かなくてはとは思っていた。そのままずるずると月日が過ぎていった。お金も次第に底をついてきた。

自分への怒りから工場で働き始める

ニートに戻って1年が経とうとしていた頃、父が風呂で溺れた。すぐに救急搬送され幸い命に別状はなかったものの、新たな脳梗塞を発症しているようだった。リハビリ専門の病院に移り訓練をして退院はしたものの…もう働くことはできなくなっていた。

もういい。こんな不安定な生活はもうたくさんだ。なにか自分に対する怒りのようなものが沸いてくるのを感じた。私は再び働くことにした。

とはいえ職歴のないニートなんて正社員で採用されるわけがない。とある部品を作っている工場に、再び派遣社員として潜り込んだ。若い頃は工場なんて…と思っていたものの、働き始めるとそう悪いものでもなかった。なにより、前職の倉庫内軽作業より格段に時給がよかった。

最初からここに来ていればな…なんて思いながら2年ほど働いたところ、期間工として直接雇用したいというお声がかかった。二つ返事で承諾。これでようやく不安定な雇用条件から抜け出せると思った。…結局は1年更新で最長5年まで、という非正規雇用にはかわりないのだが。

というわけで工場の期間工をしています

という流れで現在に至ります。ツイッターなどのプロフィールには「契約社員」と書いていますが、厳密に言うと「工場の期間工」です。更新を何回か重ねて、2017年の4月からは期間工3年目。あと3年以内に正社員に登用されなければそのままサヨウナラーという絶賛非正規雇用でございます。ああ、安定が欲しい。

…なんかプロフィールなんか書けないよーって書き始めたこのエントリ…なんだかんだいってプロフィールっぽくなっちゃいましたね。うーん…。

じゃあこれをそのまま使いましょうかそうしましょう。



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コメント

  1. いえす より:

    出家したら?

    • moto210 より:

      そっ、その手があったかーーーーー!!!!
      髪の毛も薄くなってきたしちょうどいいね!ってやかましいです。

  2. 匿名 より:

    うーん、せっかく履歴書に書けるTOEICスコアをお持ちなのに、勿体無い。
    もっと視野を広げられてみては?

    • moto210 より:

      コメントとアドバイス、ありがとうございます!

      思えば、得意な英語に関係のない仕事をどうしていつまでもつづけているんでしょうね。
      いつの間にか「今のままでいいや…」と諦めてしまっていたみたいです。

      アドバイスを元に、働きつつも資格を活かして転職活動も始めることにしました。
      もしかしたら人生いい方向に進むかもしれませんし。

  3. どどんぱ より:

    きりなしさん、こんばんは。
    twitterで交流のあるどどんぱです。

    きりなしさんの歩まれてきた人生を垣間見れたようで不謹慎な言い方かもしれませんが、凄く興味深く読ませていただきました。

    僕も両親も若くなく、お金もないので
    数年先がどうなっているのかまるで検討もつきません。
    少しずつでも人生を明るい方向に向けていけるようお互い励みましょう!!😄

    • moto210 より:

      ややっ、こんばんは!コメントありがとうございます。不謹慎なんてことはまったくありませんので大丈夫ですよー。

      人に歴史ありというか、何気なく生きているように見えても心のなかに色々な葛藤を抱えているもので…自分の心の整理と、読んでくれた人に何かしらのメッセージを届けられたな〜と思って書いてみました。

      確かに思うようにならない人生ですけど、腐ってばかりもいられませんものね。できることから少しずつ、お互い「今」に集中しながら頑張っていきましょうね。

  4. 匿名 より:

    15年ニートを続けている者です。
    ニートも復職出来るんだ、と可能性として読ませて頂きました。
    体にぽっかり穴が開いたような虚無感と戦いながら仕事探しをしているので力が湧いてきます。
    ありがとう(⌒▽⌒)

    • moto210 より:

      コメントありがとうございます!お役に立てたようでうれしいです!\(^o^)/

      たとえニートだとしても、仕事探しを始めたという時点ですでに大きな一歩を踏み出されていると思いますよ。簡単なことではなかったでしょうに、よく立ち上がられた!すごい!!

      早くいい仕事が見つかるといいですね…!陰ながら応援させていただきます!!

      でも、無理だけはしないでくださいね。

  5. マコっちゃん より:

    僕も吃音で悩んでる者です。周りから見ればそんなに吃ってるようには感じないのかもしれませんが、一回はまってしまうと体が硬直してしまって軽いてんかんみたいな症状になってしまいます。なんとかならんのかなーと思ってはきたんですが、これは治るもんじゃないなと、最近は変に達観した気持ちにもなってます。だって、歳取っても吃音はずっとこのままなんですもん。
    とゆーわけで、僕もニートやってた時期もありました。今でも非正規社員みたいなもので、安給料です。なんとなくお気持ち理解できるのでペンを取らせていただきました。

    • moto210 より:

      マコっちゃんさん、コメントありがとうございます!

      私の身の回りには吃音の人がまったくいないので、こうしてコメントをいただくことで
      「ああ、私だけじゃなかったんだな……頑張ろう」と勇気が湧いてくる思いがします。

      小さい頃からずっと、吃音が治る日を夢見て来ましたが……歳を取ってもずっとこのままというのが現実のようですね。
      だったら、吃音を自分の個性として受け入れて、それでも幸せになれる道を探さなくてはならないということですよね。

      私も達観できるよう、考え方を少しずつ変えていこうと思います。