来ちゃった。ブログ書けない病。
ブログ開設一周年を迎えた9月5日には一年の振り返りで運営報告をしようと思っていたんだけど、残念ながらそれもかなわず。

なんとも簡潔な記事を上げることしかできませんでしたわよ。
そして9月も1/3が終わろうとしているのに、ここまでの記事数は「2」。いやあこれはいくらなんでももうちょっと書いたほうがいいんじゃなかろうか。
というわけで、何がブログを書くのを妨げているのか洗い出してみたい。
毎日自動的についてくる2時間の残業
やっぱり残業が1番大きな理由かな……。時間と体力をごっそり奪われますからねえ。
残業もアレですよ、自分の担当している仕事が終わっていないのなら「しょうがないにゃあ……いいよ」なんですよ。
だけどいくら頑張って定時内で自分の仕事を終わらせても、他の工程の応援で残業させられるのが非常に腹立たしい。超激おこぷんぷん丸なんたらファイアー!!
頑張ってやっても他のところの応援に回されて残業、適当に手を抜いてゆっくりやっても自分の工程の中で残業。じゃあ頑張ろうなんて気持ちにはならないよね。頑張った見返りがないもの。
6:30に家を出て、8:00始業。2時間残業して19:30退勤。家に戻ると20:30。これが毎日。ゆっくりブログに取り掛かる時間もありゃしませんよ……。
「モノ」が無いと記事を書けないという思い込み
まあこれは反省するところなのですが……もともとその日にあったことを適当にぽえーんと書いている日記ブログだったはずなのに、最近は何かを買ってレビューっぽいものを練り込まなくてはという意識が強くなってきてしまいまして。コンビニスイーツとかね。
そうすると、遅い時間に仕事が終わってわざわざコンビニやスーパーに寄って何かネタになるものを買わなくちゃいけない。ただでさえ少ない時間をここで使いっちゃう。さらに、やっぱりただでさえ少ないお金も使っちゃう。
なんだろうな、この消耗している感は。
消耗しつつも記事を書けている内はまだいいんだけど、やがてお金が尽きてきて何も買えなくなってくる。残業が続いて寄り道をする元気もなくなってくる。
すると、「ああ……なにもネタになるものがないから今日はいいやもう」って記事を書かなくなっちゃうんだなー!なんだかなー!!(阿藤快)
人の役に立たなければいけないという思い込み
2年目に入っておいてアレなんですが、やっぱり日記ブログの記事って「ただの一般人の日記」なんですよ。アメブロで芸能人が書いているような宝石のようにキラキラしているブログなんかじゃない。河原にいくらでも転がってる石みたいなもんです。
でもそんな石を見に来てくれる人がいる。ありがたい。本当にありがたい。
……と、ここから
- 「こんなブログを見に来てくれる人に恩返しがしたい!」
- 「もっと役に立つ記事を書かなくては!」
- 「役に立つ記事を書く時間もお金もない!」
- 「役に立つ記事にならないんなら書かない……」
ってよくわからない展開になっちゃうんだなぁああこれが!!へんな道に入っていっちゃうんだよなあああああ!!なんだかなー!!!(阿藤快)
ブログ書けない病への対処法を過去の自分から学ぶ
ブログ書けない病についての記事は、過去にもいくつか書いてきました。これはもう定期的にかかるもんだと思って折り合いをつけていくしかありませんな。
ここで少し、過去の自分に学んでみますか。

っていやいやいやいや。そんなに毎日毎日誰かのためになるような記事なんて私には書けませんから。誰かに答えを提供するうんぬんの前に、私が人生に対する答えを探してもがき苦しんでいるところですから。
ブログを初めて1ヶ月目ぐらいの記事。いい感じに悩んでますねー。

コバヤシマサキさんにしてもサキさんにしても私から見ればとんでもないPVを誇る雑記ブロガーさんなんですけど、「みんなの役に立ってPVどっかんどっかんな記事なんてそんな毎日書けるもんじゃないよー」と言っておられるのが心強いと同時に意外な感じを受けました。もっとこう…書く記事書く記事どんどん読まれてPVぐんぐん!収益すくすく!みたいなイメージを持っていましたですよ。
それなら私のような駆け出しブロガーが書けなくても当たり前体操なんだからさ、肩肘はらずにまずはどんどん書くことに慣れていけばいいのかも、って思った次第ですよ。アレだ、完璧主義よくない。もちろん良い記事を書こうとする意識は常に持ちつつも、まずは質より量みたいな感じでいってみようかなー。PVどっかんどっかんしなくても誰かひとりにぷすっと刺さったらそれでいいや!
「コバログ」のコバヤシマサキさんと、「あれこれやそれこれ」のサキさんから先述の記事にコメントを頂いた時に書いた記事。書けばそれが誰かのためになるという考え方には救われました。
ブロガーにとってすごくためになると思うので、記事内でお二人からのコメントを是非読んで欲しいです。

「低品質な記事」の烙印を押されることに怯えていたときに書いた記事。1人で勝手にプレッシャーを感じていたっぽい。
これまで「ブログなんて気楽に書きゃいいや」って考え方だったんだけど、低品質な記事は読まれないよって流れになってからはなんかこう、すごく書くのに抵抗が出てきた。こりゃあれだ、読まれたい・収益化したいって欲が出すぎてるんだろうと思う。もう一度、初心にもどろう。
— きりなし (@kirinashi_tw) May 6, 2017
ってあれ?なんか私、すごくイイこと言ってない?

そりゃかからないにしたことはありませんけど、「ブログ書けない病」にかかったときは「書きたくない時・書けない時は書かない!」という気持ちで療養に努めるのがいい。趣味に没頭したり、どこかにお出かけしてみたりね。そうしてりゃ、そのうち書きたくなるときが来ます。
「どうして書けないんだ!書かないんだ!」って自己嫌悪に陥ると、行き着く先は…ブロガー引退ですよ。引退と言うか、ブログを放置して、書くのをやめちゃう。それだけは絶対にやっちゃダメだ。
やだ……私ったらまたイイこと言ってる。

記事を書くということは、畑に種を蒔くことに似ています。蒔いた直後にすごい勢いで成長する種もあれば、何ヶ月も経ったあとで控えめに芽が出てくる種もある。
大切なことは、種を蒔き続けること。そして、畑そのものをやめてしまわないこと。
やはりブログは、続ければこそです。
はい、これでだいたいわかりました。ありがとう過去の私。
- そもそもそんなに人の役に立つ記事ばかり書けるもんじゃないゾ
- 書けなくても自己嫌悪に陥らなくていいゾ
- 続けるのがいちばん大事だゾ
時間がないのは仕方がないけど、モノがなくても、人の役に立とうとしなくてもブログは続けられる
生活の基盤は今の仕事の上に成り立っているので、すぐに仕事を辞めて自由な時間だヒャッハー!というわけには行かない。
でも、モノがなくても、無理をして人の役に立とうとしなくてもブログを書くことだけなら続けられるじゃないか。もともとそうやってやってきたじゃないか。
というわけで、初心を思い起こしてまたボチボチやっていこうと思いつつ昼食のラーメンでも食べることにします。ちゅるちゅる。
コメント
はじめまして。少し前からこちらのサイトを見つけまして、ツイッターも毎日拝見させていただいております。
私が、きりなしさんのブログやツイッターを見るようになったのは、
きりなしさん自身のキャラクター性というのでしょうか。
逆境の中で現実と戦いながらも、希望をもって生きておられる中でどこか温かい雰囲気を感じられるのです。
プロブロガーや成功している方のブログは、確かにそれだけの内容があると思いますが、
どこか輝きすぎて近づきがたい雰囲気があります。もちろんそうじゃない方もおられます。
私が思うのは、きりなしさんの書かれている日記の内容にとても親近感があり、
それ故、「きりなしさんの存在を身近に感じられる」ことが、最大の魅力だと思うのです。
ですから日常をブログに書けば書くほど、より読者がきりなしさんのことを知り、
これからも読者が増えていくと思うので、いまのペースで書かれていかれればいいかと思います。
今やニートや引き篭もり、お金の問題はとても身近なテーマだと思います。
また仕事の問題、ネタがないからと食べ物の記事、ブログが書けないというのも
きりなしさんが書かれるなら十分価値があると思います。
恐らく読者はそういう内容を、きりなしさん自身とともに期待しているのではないでしょうか。
でしゃばった意見で失礼いたします。
えいすんさん、初めまして!コメントありがとうございます。
……なんという、なんというコメントをお寄せくださったのか。
私は今、残業から帰ってきてパソコンを開いて、猛烈に感動しています!!
私の日記はちゃんと届いて、ちゃんと意味がある物になっているのですね……。
ありがとうございます。涙が出そうです。
これからも今まで通り続けていきますので、変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願いいたします!
コメント、ありがとうございました!これで明日からも生きていけます!!!