「役に立つ記事を書かなければいけない」という思い込みが日記ブログを殺す

日記ブログが書けなくなった理由を分析してみたという記事です。

「役に立つ記事を書かなければいけない」というプレッシャー

もともと日記ブログなんてその日あったことを書きたいように書き殴るものだったはずなのに、最近どうも「役に立つ記事を書かなくてはいけない」という変なプレッシャーを感じるようになって、筆が進まないんですよ。まあ定期的にやってくるイヤイヤ期みたいなもんではあるんですけどね。

いや別に誰かから「役に立つ記事を書きましょうね」と言われたわけではないんだけど、ほらなんか世の中の風潮として「役に立たない記事はクソ。チラシの裏にでも書いてろ」ってあるじゃないですか。私としては「うるせー!書きたいように書いて何が悪い!嫌なら読むな!」ってところなんですが。「日記ブログは役に立たないことに価値がある」が持論ですのでね。

でも最近になって感じるのは、ほらクロネさんのブログ講座とかあるじゃないですか。本当にすごい講座だと思うんですけど、あそこでもやはり日記ブログのような存在はやんわりと否定されているようでしてね。「読んだ人の役に立つ」ことがもっとも大切だとされているようで。

そして「本当にすごい講座だ!クロネさんすごい!」と多くの人から称賛されるのを見ていると、やっぱり日記ブログってダメなのかな……って。

非正規から正規雇用になってネガティブな感情が衰えた

ニートから脱出して倉庫での「軽作業」に従事して3年。その後1年のニート期間を挟んで製造業に転職して工場勤務になりましてね。まあ派遣で潜り込んで契約社員にまでは上がって。そんなときに始めたのがこの「元ニートのライフログ」だったんですよね。

当時は仕事が本当にイヤでね。契約社員という「非正規雇用」で働くのも不安で、そうした負の感情がブログを更新するモチベーションになっていたんです。日記ブログながらも300記事以上積み重ねてこられたのは、逆境のおかげとも言えます。

ところがだんだん仕事にも慣れてきて、職場での人間関係も割とよくなってちゃいまして。おまけに今年の1月からひょっこり正社員にまでなっちゃった。するとなんだか、これまでの反骨精神が削がれてしまいましてね。

仕事がイヤだ、非正規はマジでクソ!という思いを原動力にして書いてきたんだから、当然ブログの更新は滞りがちになってしまいまして。日記ブログなのに月に1回しか書けないとかどういうことなんでしょうね。

ツイッターに書けば「書きたい欲」が満たされる

ブログは更新しなくても、ツイッターはもう毎日のようにガツガツ書いてまして。思ったことをその場でばーっと書いて投稿、そしていいねやRTがもらえるとすごく満たされるんですよ。このツイッターで「書きたい欲」が満たされるのも、ブログの更新が滞る理由になると思うんですよねえ。だってもう、ツイッターで事足りちゃうんですもの。

まあ本当はツイッターで反応があったことを更に深く掘り下げてブログに書けばいいんでしょうけど、なんだかそれも面倒に感じられて。なんというか……すぐ他のことに目移りしてしまうんですよね。

原点に戻って書きたいことを書く

んでまああれこれと考えた結果、原点に戻って書きたいことを書こうかなと。日記ブログなんだからその日にあったことを書けばいいじゃん。誰の役に立たなくてもいいじゃん。まあそりゃお役立ち情報があったほうがいいのはいいんだろうけど、そのせいで書けなくなるのは本末転倒なんですよ。

まずは書く。

役に立つとか立たないとかは考えない。

これが、私の日記ブログの生きる道です。

役に立たないことが、価値になる。たぶん。

 

コメント

  1. ミチ より:

    はじめまして。
    最近、タイ人と話す機会がありフラフラ調べて、ブログを見つけました。
    歳も近そうで共感てまきるブログだったので今後読ませてもらいますね!

    • moto210 より:

      ミチさん、はじめまして!コメントありがとうございます!
      異国の言葉、文化に触れるのは楽しいですよね。タイの人たちは人柄もマイルドだからとてもお話しやすい\(^o^)/

      今後とも、よろしくおねがいしますー。

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