タイ文字が読めなくて学習に行き詰まりを感じ始めた
私が『世界一わかりやすい!一夜漬けタイ語』(Amazonリンク)でタイ語の勉強を始めたのが2018年3月のことでした。
テキストを読んで、付属のCDを通勤中にカーステレオから流して、何度も何度も繰り返して自分の口からも発音して。そうして目と耳と口で覚えた挨拶「สวัสดี」(sawàtdii)(ごったいで聴く)を、タイから来ている技能実習生の同僚たちに披露したらえらく喜んでくれまして。やはり自分の国の言葉で挨拶されると嬉しいのでしょうね。
そうして職場で「สวัสดีครับ」(sawàtdii khráp)「สวัสดีค่ะ」(sawàtdii khâ)と挨拶を交わす日々が始まりました。前述のテキストの表現を少しずつ覚えながら、少しずつ話せる言葉も増えてきましてね。やはり身近にネイティブがいると楽しいものです。
学習開始から1年以上経ったし、もうちょっと本腰を入れて勉強しようと思ったのですが、いつまでも発音記号とカタカナ頼みでは先に進めないことに気が付きまして。
やはり、タイ文字が読めなければ話にならないのです。
評判の良い『マリンのタイ語生活 挫折しないタイ文字レッスン』を購入
そこで手に取ったのが、中島マリン先生の『マリンのタイ語生活 挫折しないタイ文字レッスン』(Amazonリンク)です。一般的なタイ語の教科書とは違って、日本語の50音に沿った構成になっているので初学者に最適とのことで購入してみました。
よくある教科書はまず子音一覧がドバーッと出てきて、いきなりコーガイ(ก)は鶏でコーカイ(ข)は卵だの言われて正直わけわかめなんですが、この本は違います。
まず「さかな」という日本語をタイ文字で書いてみましょうというところから入ります。タイ文字に慣れるまでは短母音ではなく長母音を使いましょうということで、「さかな」を「さーかーなー」(saakaanaa)とし、これをタイ文字でどうやって書くかというアプローチです。
- sの音を表す子音字「ซ」
- aaの音を表す母音符号「า」
- 2つを組み合わせて、「さー」は「ซา」と書きます
といった具合に進んでいきます。
コーガイとか鶏のコーとか出てこない。だからとっつきやすい
aaの音を表す母音符号า、sの音を表す子音字ซ、kの音を表す子音字กの解説ページはこんな感じ。ソーソーは鎖のソー、コーガイは鶏のコーといった説明は一切出てきません。ただ音と文字が説明されているだけ。
このシンプルさがとっつきやすさに繋がっているんでしょう。さすが、Amazonレビューやタイ語学習サイトで「タイ文字を学ぶならこの一冊で決まり」と言われているだけのことはあります。
タイ語の子音表を見ながら、ただひたすら覚えるというやり方は苦痛でしかありませんからね。てか無理ですよそういうやり方じゃ。タイ文字をやろうとして挫折した人が多いというのは、あの子音表に原因があるのではないかと個人的には考えています。
私もこれからこの一冊を使って、できるだけ早くタイ文字が読めるようになるよう頑張ります。その進捗状況や、学習をすすめる上でのポイント、疑問を今後このブログでシェアしていければいいかなと。
初学者にしか書けないことってあると思うんですよね。
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