飲料とカップ麺がごちゃまぜになってシュートに流れてくる…そんなのは日常茶飯事だった。
引用元: わたしのあたまのなか
大手スーパーのRDC(Regional Distribution Centerの略。地域配送センターと訳される)で3年間、仕分けの仕事をしていました。
いわゆる「倉庫内軽作業」というやつなのですが、これがまあキツかった。あまりにもキツかったのでブログの記事にして世間に広めたいのですが、そのためには用語の説明をしておかなくてはいけません。
そこで今回は「シュート」という言葉について説明します。
シュートとは、コンベアの出口のことである
シュートとは、コンベアの出口のこと。コンベアによって商品を出荷方面毎に配分され、最終的にはシュートへと向かう。
引用元: 【物流用語】シュートの意味とは|物流百科
シュートとはコンベアの出口のことです。倉庫からピッキングされた商品が最後に行き着く場所で、流れてきたものを仕分け作業員がカートラという台車に載せ替える場所でもあります。
形状は場所により様々だと思いますが、私が勤めていたRDCでは幅1メートル、長さ10メートル、角度20度ほどの金属製のすべり台のような形をしていました。
すべり台のすべる部分…人間が使う時にお尻が当たる部分は、金属製のパイプが並列にたくさん並んでいて、荷物は重力を使ってすべり落ちてくる仕組み。
地上からの高さは、作業者がいる側の末端が1メートル、場内を周回するメインコンベアに接続されている部分が4メートルぐらいだったかな。
そのような巨大なすべり台が、20本ぐらいずらーっと等間隔で並んでいるようなイメージです。それぞれのすべり台はバツの字型というか、2本ずつ交差するように設置されていました。
…絵心が無さすぎて酷いことになっているのですが、2本の交差したシュートを横から見るとこのような図になります。左側のシュートで荷物が床に転げ落ちていますが、よくあることなので気にしてはいけません。
それにしてもこの図…酷いですね…。角だけでシュートをすべり降りるなと言いたい。まあ美術の成績はいつも2ぐらいだったので勘弁してください。四角形の傾け方が分からないよ。
シュートは各店舗ごとに分かれている
RDC内では、このようにクロスしたシュートが20組、本数にすると40本ぐらい並んでいました。それぞれのシュートの頭上には大きな看板が掲げられており、対応する店舗名が書かれています。例えば「草津」「宮島」など。
「草津」というシュートには草津店行きの荷物が流れてきて、「宮島」というシュートには宮島店の荷物が流れてくるわけです。
…と、こんな感じで「シュート」の説明は終わりです。倉庫内軽作業ではよく聞く基本的な単語なので、しっかりと覚えておいてくださいね!
まあ覚えたところで実生活には何の役にも立たないわけですが。
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